ヒューストン、イルカ発生！

フロッピーディスクにイワシ？ これはもう間違いない……

「ヒューストン、イルカ発生！」では、ある日、突如として攻めてきたイルカたちになすすべなく地球を追われた人類の生き残りであるプレイヤーたちの宇宙船の中に、敵であるイルカの手先が紛れ込んでおり、破壊活動を行っていることが発覚します……

宇宙船の修理のためには、自分たちのチームの中から自らを犠牲として宇宙船を修理する飛行士を選出しなければならず、さらにはサポートをする飛行士が協力してくれる必要があります。しかし、チームの一つはすでにイルカに支配されており、妨害活動をしてくるかもしれません。

ミッション達成のジャッジはアプリがするため、「だれが裏切者(イルカの手先)なのか」は明らかになることはなく、また裏切り行為がない場合でも不幸なデブリ衝突事故によりミッションが失敗する可能性がランダム（アプリが判定します！）にあるため、失敗は裏切りのためなのか、不幸な事故なのかという迷いも生まれます。

船外活動、パニック、投票と船長命令での追放、そして反乱の果てに、宇宙船の修理を達成するか、イルカ陣営をすべて排除すれば人類が勝利しますが、逆に人類すべてが排除されるか宇宙船を水で満たしてしまえばイルカ陣営が勝利します。

少人数では成立しなかった正体隠匿型のゲームを、補助アプリの使用によって可能とした、緊迫感あふれるボードゲームです。