ヒート

デザイン System:
 Daniel Skjold Pedersen
 Asger Harding Granerud
Art:
 Vincent Dutrait
プレイ時間 約60分
プレイ人数 1-6人
対象年齢 10歳以上
版元 Days of Wonder
販売 ホビージャパン
発売日 2023年1月
希望
小売価格
10,450円(税込)

君は世界を制する事ができるか? アクセルを踏み抜け!

カウントダウン。
突然の轟音が空気を切り裂き、すべてのレースカーがコントロールラインを飛ぶように走り抜ける。
グランプリの開始だ。
第1コーナーに入る君のヘルメットを埃と風が吹き抜けていく。
エンジンを限界まで吹かし、がっちり握ったハンドルでスピン寸前の車体を操ると、コーナーをすべり抜けたレースカーはまだ先頭だ。
もらったぜ!

『ヒート』は1960年代を舞台にしたモータースポーツレースゲームです。あなたの目的は指定周回数コースを走り、チェッカーフラッグを先頭で駆け抜け表彰台の頂点に上がることです。
ゲームで車の操作はカードを用いて行います。ラウンド毎に、プレイヤーはギアをシフトし、それによりこのラウンドでプレイするカードの枚数を決めます。レースカーのスピードはこのカードの値の合計で、レースコースを進むスペース数となります。プレイヤーはこのスピードを操作し、ポジションを争います。
レースゲームなのでスピードこそが最高に感じるでしょうから、高い値のカードを早めに数多くプレイしたくなるでしょう。ただし、レースでは技術も必要です。コーナーでの想定スピードに注意しなければレースカーはオーバーヒートを起こしますし、時にはスピンの危険もあります。
さらに上級モードでは天候により路面状況も変化し、レースがより深いものとなります。
『ヒート』は1960年代の熱いレースシーンを舞台に、様々なカードを駆使して1戦のみのレースや、キャンペンモードも楽しめる本格的レースゲームです。

内容物
大型両面印刷ボード 2枚(4コース)
コースカード 4枚
レースカー 6台(対応色のギアポーンつき)
プレイヤーマッ ト6枚
スピードカード 72枚(56.5×87mm)
ヒートカード 48枚(56.5×87mm)
ストレスカード 37枚(56.5×87mm)
改良カード 114枚 (56.5×87mm)
スポンサーシップカード 35枚 (56.5×87mm)
レジェンドカード 10枚(56.5×87mm)
イベントカード 10枚 (56.5×87mm)
レジェンドマット 1枚
チャンピオンシップマット 1枚
天候トークン 6個
路面状況トークン 12個
プレス席スタンド 2つ
スコアシート 1冊
ルールブック 2部
注意事項
正誤・明確化

『ヒート』のルールに関して、版元よりルールの分かりづらい箇所などを明確にした改訂版「ルールブックVer1.1」、「上級ゲームとチャンピオンシップルールブックVer1.1」が発表されました。

以下主要な点を挙げます。

ルールブック

P.2 ゲーム用具
旧)スピードカード72枚(各プレイヤー12枚)
新)基本カード72枚(プレイヤー各12枚)-これは<スピード>シンボルで示されています。

名称を変えています。

P.4 1.ギアのシフト
旧)最初に前のラウンドで自分のレースカーのギアがいくつかを確認し、それをそのままにするか、その位置からギアを1つ上げるか、1つ下げるかを決めます 。

新)最初に自分のレースカーのギアがいくつかを確認し、それをそのままにするか、その位置からギアを1つ上げるか、1つ下げるかを決めます 。

太字部分が削除されています。

P.4 2.カードのプレイ
旧)~ら2枚で、他も同様です。プレイしたカードは裏向きに自分の前に置きます。

新)~ら2枚で、他も同様です。このステップでは、ヒートカードを除く任意の種類のカードがプレイできます。プレイしたカードは裏向きに自分の前に置きます。

太字部分が追加されています。

P.5 3.公開と移動
旧)自分の前のカードを表にして値が見えるようにし、その値をすべて合計して今回のスピードとします。

新)自分の前のカードをすべて公開し、その値をすべて合計して今回のスピードとします。この合計には改良カードやストレスカードの値(後述)も加えます。

実際には値で書かれていないか改良カードやストレスカードに関して太字部分で明確化しています。

P.5 ストレス
旧)ストレスカードを手札からプレイするたび、それは1から4までの未確定のスピードになります。
実際のスピードは、ドローデッキの一番上のカードを表にして決めます。
・それがスピードカード<スピード>シンボルの場合、このラウンドのプレイしたカードに加えます。
・それがスピードカードでない場合、ただちにそのカ-ドを捨て札に捨てて、スピードカードが出るまでカードを表にし続けます。

新)プレイした <+>シンボル1つにつき、1から4までの未確定の値がスピードに加算されます。これはドローデッキの一番上のカードを表にして決めます:
・それが基本カード<スピード>シンボルだった場合、それを自分の前に置きます。
・それ以外の場合、ただちにそのカードを捨て札に置き、基本カード<スピード>シンボルが出るまでカードを表にし続けます。

ストレスの挙動の明確化をしています。

P.6 ブースト
新)ただしブロックされる可能性はあります。

ブースト移動後のブロックされる可能性についての追記があります。

P.6 6.スリップストリーム
新)ただしブロックされる可能性はあります。

スリップストリームで移動後のブロックされる可能性についての追記があります。

P.7 初期改良カードの使い方
新)旧ルールにはなかった「初期改良カードの使い方」の説明が加えられています。

 

上級ゲームとチャンピオンシップルールブック

P.3 改良カード
新)追加ヒートカードの項目が追加されています。

P.3 四輪駆動
旧)上がりますが、ストレスと同様にカードを表にするために操作性が下がります。
新)上がりますが<+>シンボルが加わるため操作性が下がります。

<+>シンボルを中心での説明に変更しています。

P.3 アクセルペダル
旧)このカードは全体的なスピードを増します。
新)これは計画したカードに追加でプレイでき、合計スピードを増加します。

カードプレイのタイミングを明確化しています。

P.4 公開と移動ステップ
旧)ブーストシンボル/その後ルールブックのP.5の「ストレス」で解説されている通常の手順を実行します。
新)<+>シンボル/その後にルールブックのP.5の内容に従って各カードの通常の手順を実行します。

<+>シンボルを中心での説明に変更しています。

P.4 任意シンボル:アクセル
旧)表にしたカードの枚数に等しい値だけスピードを増やすことができます。表にしたカードの一部の分だけ増やすことは選べません。
新)使用した<+>シンボル1つにつきスピードを1増やすことができます。増やすことを選んだ場合、すべてのシンボルの分を増やす義務があり、これはコーナーチェックでのスピードにも影響します(ステップ7)。

追加されるスピードがカード枚数ではなく、<+>シンボルの数に変更されています。また、コーナーチェックについて言及されています。

P.5 B.コーナーへの接近
旧) 最高速度で移動した場合に次のコーナーを超えるなら、代わりに次のコーナーの
新) 最高速度で移動した場合に次のコーナーラインを超えるなら、代わりに次のコーナーラインの

コーナーをコーナーラインに変更しています。

P.6 天候と路面状況モジュール
旧)12枚の路面状況トークンをシャッフルし、コースの各コーナーにつき1枚ずつ引きます。
新)12枚の路面状況トークンをシャッフルし、そこからコースのコーナーの数に等しい枚数を引きます。それ以外のトークンはこのレースでは使用しません。レースで通過する順に、各コーナーにつきトークンを1つ公開します。

未使用のトークンについての追記。設置されたトークン公開タイミングの追記。

旧)そのトークンに矢印がある場合、~
新)そのトークンにセクターシンボル~

矢印と呼称していた箇所をセクターシンボルへと明記。

P.7 天候トークン
旧)また、天候の路面状況トークンがある場合に、一部セクターに天候効果が適用されます。
新)また、天候の路面状況トークンがある場合に、一部セクターに天候効果が適用されます。この場合、そのセクターの天候トークンの右下のシンボルを適用します。

適用するシンボルを明確化しています。

P.11 トーナメントモード
旧)シフトを下げる際に間違った場合、ストレスカードをプレイしたときと同様に、デッキの上からスピードカードが出るまでカードを公開してください。
新)シフトを下げる際に間違った場合、<+>シンボルシンボルをプレイしたのと同様に、ドローデッキの上から基本カードが出るまでカードを公開してください(ルールブックP.5参照)。

<+>シンボルを中心での説明に変更しています。

詳細は以下の版元のPDFへのリンクとなりますのでご確認ください。
ルールブックVer1.1(外部リンク・pdf)
上級ゲームとチャンピオンシップルールブックVer1.1(外部リンク・pdf)

 

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